抜毛症で髪・眉毛・まつ毛を抜く病気の原因はストレス解消&発散?対策や治し方(治療)は

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抜毛症

「髪の毛・眉毛・まつ毛を抜くのが気持ちがいい」
とプチプチ抜いてしまう、そして無意識に癖になっている…

そのような行為は「抜毛症」といって、ストレスが根本にある心の病かもしれません。

髪の毛の場合、見た目は円形脱毛症と似ていますが、原因は全く別のもの。

  • どのような人がなりやすいのか
  • 対策や改善策は

など紹介したいと思います。

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抜毛症とは

抜毛症(ばつもうしょう)とは

『トリコチロマニア –Trichotillomania-

『抜毛癖』

とも呼ばれる、自分で自分の毛を抜いてしまう病気のことです。

  • 髪の毛
  • まつ毛
  • 眉毛

などの体に生えている「毛」を

  • 無意識のうちに引き抜く
  • 分かっているのに引き抜くのがやめられない

といった行動です。

抜毛症になりやすい人

抜毛症は、年齢や性別に関係なく発症します。

とくに児童期後期か思春期初期の子どもに多く、性別は女性が多いとの報告があります。

成長とともに治る人もいれば、いつまでも治らない深刻な人までさまざま。

ですから、放っておけばいつかは治るただの「癖」と一緒にできないのが抜毛症です。

関連 氷を食べるのがやめられない氷食症と抜毛症の関係

「いい子」がなりやすい

子どもの場合、抜毛症を調べた研究によると原因は

  • 学校に起因するもの
  • 家庭に起因するもの

がそれぞれ半数と報告されています。

学校に関連するストレスは、友人や先生との関係、いじめ、塾に行きたくないなどが考えられます。

家庭によるストレスがある子どもには、父親が多忙でほとんど家におらず、教育熱心な母親と過ごす時間が長い、という共通のパターンがあるようです。

普段はおとなしく、学校の成績も優秀…なのに抜毛症と診断される。

もしかしたら大人の過度の期待が、子どもにとって心の重荷になっていることに気づいていないかもしれません。

抜毛症なぜ起こる?

毛を抜くことが癖になる…「抜毛症」と初めて聞く方は、なぜそのような行動をとってしまうのか、想像も出来ないかもしれません。

発症理由は様々ありますが、主に考えられる原因をいくつかご紹介します。

ストレス・不安の解消

よく言われる原因が

「毛を抜く行為が、気持ちをなだめる行為になっている」

ということです。

毛を抜くと安心感・達成感を覚えるため、ストレスや不安を感じる度に行為を繰り返してしまうのです。

特に眉毛は簡単にプチっと抜けるので、気持ちいいと感じる方が多いようです。

人にはそれぞれ色んな「癖」というものがありますが、例えば、

  • 爪を噛む癖が治らない
  • お酒やタバコがやめられない

などを例にすると分かりやすいかもしれません。

これらは

  • 「体に悪い」
  • 「病気になるかも」
  • 「見た目が悪くなるかも」
  • 「無駄なお金がかかっている」

など分かりつつも止められないものですね。

デメリットよりも目先の快楽にどうしても飛びついてしまう…そのような心の状態を表しています。

退屈しのぎ

特別な理由なく「ただ退屈で無意識に」と毛を抜いてしまうという方もいます。

勉強や読書をしている時など、いつの間にか眉毛や髪の毛を抜きすぎていた…という方は原因がこれかもしれません。

セロトニン不足

最近では、脳や神経細胞が大きく関わっているのではという説も挙げられています。

脳に存在するセロトニンという神経伝達物質が不足

精神が不安定になる

毛を抜くという行為につながる

という見解ですが、まだまだ研究段階ですので、これからの究明が期待されています。

抜毛症の診断基準は

具体的にどのような状態になると抜毛症と診断されるのでしょうか。

ご自身の行為が抜毛症なのかどうか分からない方は、以下の抜毛症の特徴を確認してみてください。

  • 無意識に毛を抜いている
  • 意識していても抜いてしまう
  • 毛を抜くと安心感・達成感を覚える
  • (目・眉毛・髪の毛など)一部分だけ毛がない

一般的に、このような特徴が当てはまる方は「抜毛症」と診断されるそうです。

抜毛症のデメリット

脱毛症の癖がついてしまっている人はまず

・何よりも見た目の印象が悪くなってしまう
・まつ毛を抜くことで目の病気になりやすい
・毛は抜いたらもう生えてこない

と、これらのデメリットを意識することが大切です。

毛を抜かないための対策

抜毛症の治療は、基本的には毛を引き抜かなければ起きないため「心のケア」に重点を置きます。

まず何よりも本人が「抜毛症である」と自覚する、その次に行動を変える必要があります。

毛に触らないようにする

例えば髪の毛を引き抜かないようにするには、手で触れない環境を無理やりでもつくること。

頭にバンダナをしたり、帽子をかぶったりして、直接、髪の毛に触ることができないようにすると効果的です。

本人するが自覚まで見守る

人の心情は誰しも、周りの人から「~をするな、~はやめろ」と言われると、ストレスに感じてしまうものです。

「抜くのをやめろ」と言われると本人はとてもストレスに感じます。

本人が「よくない」「やめたい」と自発的に思うようになると、行為は止まります。

そう思えるまで温かく見守ることが大切です。

相談できる人を探す

やめようと本人が思いすぎると、かえってストレスになって、また毛を抜いてしまいます。

そのような時は、気軽に相談できる第三者がいたほうがよいと思います。

心理学などの専門家やカウンセラーに限らず、いろいろな人に会って気分転換をするものいいのではないでしょうか。

仲間や自分が楽に過ごせる場所ができると、よい意味でストレスからの逃げ道ができ、行動が変わるきっかけになります。

意識する

“無意識” または “ほぼ無意識” で行っていた抜毛を

「してはいけない事」と意識する

だけで改善する場合があります。

毛を抜きたいという衝動を抑えられない場合は、他の行為に変換してみるのもおすすめです。

例えば、代わりにボールを握る、鼻を握る、ペンを握る、など。

なかなか難しいかもしれませんが、治すための最初の一歩としてこの意識がとても大事と考えられます。

指を封じる

どうしても意識することができない、という方にはこういった方法もあります。

テープや糸など、親指と人差し指を強制的に封じることで、ついつい抜いてしまうことも起こりません。

まとめ

 抜毛症は、一見なんの問題もない、いい子に多く発症します。

本人に聞いてもストレスの原因や自分で髪を抜いているとは言わないことが多いので、

抜毛症と思ったら、ふだんの行動をまずはそっと見守ります。

『学校は楽しい?』など、何気ない会話の中にヒントがあるかもしれません。

子どもの抜毛症は、親の言動が子どもの心にストレスを与えていることもある、ということを頭の片隅に入れておきましょう。

そしてご自身に自覚がある方も、抜毛症はなかなか一人で乗り越えるのが難しい病気です。

まずは自分が抜毛症であると意識する事、そして出来ればご家族など、周りの大切な方に相談することをおすすめします。

とても勇気がいることかとおもいますが、

「もし無意識に毛を抜いていたら注意してね」と伝えるのです。

まずは抜毛症を理解してもらい、協力してもらうことが大切です。

どうしても周りには言いづらい、そういった方々は、専門機関のカウンセリングを受けるのもひとつの手です。

癖になってしまっていることは、他人からは理解されなくても、自分にとってはなかなか止めるのが難しいものです。

ですが、髪の毛・まつ毛・眉毛は大切な体の一部です。

まずは意識付けをして、出来ることから少しずつ治していきましょう。

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