膝の上が痛い!子供も大人もしゃがむ・曲げる・腫れがある原因は?

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膝の上の痛み

膝の痛みや違和感の原因はさまざまあります。

太ももやふくらはぎの筋肉を酷使するような

  • 長時間の立ち仕事
  • 激しいスポーツ

を続け、ケアを怠ってしまうと、

膝関節を安定させている構造そのものに問題が生じます。

また、知らず知らずのうちに膝へしわ寄せがいくケースは、

普段の「姿勢」「歩き方」も大きく関わってきます。

片方の足へ重心がかかる歩き方や、何気ない姿勢のクセによって、

慢性的に体重のかかる部位が偏ることで、結果的に膝の痛みとなってあらわれます。

今回は

膝の上の痛みで考えられる具体的な症状

をまとめてみました。

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膝の上部分とは?

膝にある部分として一番最初に思い浮かぶのが

「膝のお皿」

ですね。

膝の上いの痛み 膝蓋骨

引用:Wikipedia

名前の通り、

膝蓋骨(しつがいこつ)」=膝の蓋(ふた)の骨

は、太ももの筋肉と繋がり、膝の前面を保護していて「膝の皿」とも呼ばれ、

丸みを帯びた逆三角形の形をしています。

このお皿の上部付近に痛みが起きる原因はどんな症状があるでしょうか。

主な4つの症状を紹介します。

膝の上が痛い[ジャンパー膝]

膝の痛みは

「スポーツ障害」

といって、

スポーツ(運動)をすることで起こる障害・外傷の代表的な症状の一つです。

別名

「使い過ぎ症候群」

などともいわれ、普段の生活においても酷使しやすい部分です。

スポーツ障害の膝の痛み種類

「スポーツ障害」で代表的な症状に次の①~④があります。

膝の痛み  スポーツ障害

引用:日本整形外科学会-スポーツによる膝の慢性障害-

① 「大腿四頭筋腱付着部炎・だいたいしとうきんけんふちゃくぶえん」(別名:ジャンパー膝)

②「膝蓋腱炎・しつがいけんえん」(別名:ジャンパー膝)

③「鵞足炎・がそくえん」

④「腸脛靭帯炎・ちょうけいじんたいえん」(別名:ランナー膝)

どの場所も、靭帯や腱が骨とぶつかったり、膝の曲げ伸ばしによって、

筋肉のはたらきによるストレスが集中するため損傷しやすい場所です。

ジャンプの動作が多いことでおこる[ジャンパー膝]

とくに膝の中心から上の部分①②に起きる炎症は、

バスケットボール・バレーボール選手に多いことから、

通称

「ジャンパー膝(ジャンパーズニー)」

と呼ばれています。

ジャンプ動作で膝が伸びたり戻ったりを繰り返し、

膝のお皿に負担をかけることで起こる炎症です。

ですから、バスケやバレーだけでなく

  • ジョギング(ランニング)
  • サッカー
  • バトミントン

などどんなスポーツであってもジャンプの連続です。

そのため、同様の症状があらわれやすくなります。

ジャンパー膝になりやすい原因

ジャンパー膝になる原因は、本人の問題としては

  • 筋力不足
  • 成長痛(骨の成長と筋の伸びとのアンバランスによる痛み。中学生・高校生の10代の男性に多い)
  • からだの柔軟性不足

など、子供から大人まで年齢問わず原因があります。

環境の問題としては

  • トレーニングのやりすぎ
  • 体力や技術に合わない練習
  • 不適切な靴(サイズが合わない靴)
  • 硬すぎたり軟らかすぎる練習場

などで、膝に過度に負担をかけすぎることで起こります。

ジャンパー膝の痛みの症状

ジャンパー膝は、スクワットをする時や、走り始めや走り終わった後に、

膝のお皿の上下がズキズキと痛むようになります。

痛みの程度によって治療法はさまざま段階がありますが、

整形外科などは痛みに応じた適正な

  • ストレッチ
  • アイシング(冷やすこと)
  • サポーター装具

などの指導が行われます。

膝の上が痛い[膝関節症]

「関節」とは、骨と骨がしっかりつながっている部分のこと。

膝の関節は、体の中でも一番大きい関節部分です。

代表的な膝の骨4つ

まず膝の骨で中心になるのは

大腿骨(だいたいこつ)

膝蓋骨(しつがいこつ)=膝のお皿

脛骨(けいこつ)

腓骨(ひこつ)=脛骨の外側にある

これらが組み合わさって、次の2つの大きな関節ができています。

膝の上が痛い 膝の仕組み

引用:kansetsu-itai.com (右膝を正面から見たところ)

【膝蓋大腿関節(しつがいだいたいかんせつ)】

お皿の上部分の関節。

①大腿骨・②膝蓋骨とから成るお皿と太ももの骨の間

【脛骨大腿関節(けいこつだいたいかんせつ)】

お皿のちょうど丸い部分の関節。

①大腿骨・③脛骨の間

『膝の関節が痛い』という症状は、どちらかの関節が痛んでいるということがほとんどです。

脛骨大腿関節のほうが一般的なため、

脛骨大腿関節=膝関節

と言われることもあります。

膝の関節症の症状・原因

症状は下記のようなものがあります

  • 膝に腫れや熱をおびてくる
  • ジョギング・階段の昇降・椅子から立ち上がりの際に膝蓋骨周辺が痛い
  • 膝の屈伸運動でゴリゴリ音がする
  • 膝のお皿がずれている感じがする

といった違和感を感じるようになります。

主な原因は

・加齢による骨の劣化

・スポーツなどで膝の使い過ぎ

・事故などでお皿に強い力を加えたことによる損傷

などで起こります。

『高齢者のひざ痛』の代名詞、変形性膝関節症については[膝ポキポキ音が気になる!セルフチェックと対策は?]で詳しくご覧いただけます。

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膝の上にある[滑液包の炎症]

膝の痛みの原因として、膝関節のクッションの役割をしている

「滑液包(かつえきほう)」

という部分に炎症が起きて、腫れて痛みが出ている可能性もあります。

膝上の痛み

引用:丸山カイロプラクティック-膝の痛み滑液包炎-

「滑液包」は、関節周囲の筋肉の腱が、靭帯や骨に接する部位で薄い袋状になっていて、

膝のほか肘・肩・股関節・手首など、関節や皮膚の動きが多い場所に多数あります。

  • 関節の皮膚と骨との摩擦を少なくする
  • 衝撃を吸収する

などの役割があります。

膝の周囲だけでも15個程度の「滑液包」があると言われています。

膝蓋前滑液包炎(しつがいぜんかつえきほうえん)

とくに膝の上部分に痛みが生じる

膝蓋前滑液包炎(しつがいぜんかつえきほうえん)」

は、膝を曲げた姿勢を頻繁に取ることによって起きるため、

通称

「女中ひざ」・「家政婦ひざ」

と言われ、

膝のお皿=膝蓋骨の上に腫れと痛みを生じる疾患として知られています。

膝蓋前滑液包炎になる原因

膝の「滑液包炎」になる原因の大半は、

  • 打撲などのケガ
  • スポーツなどで膝の使い過ぎ(オーバーユース)
  • 加齢による老化現象(変形性膝関節症)

などによって起こります。

膝上の痛み 関節包炎

引用:Wikipedia

しかし、ときには

  • 細菌(黄色ブドウ球菌)による感染症
  • 炎症性疾患(痛風、関節リウマチ

によって起こることもあり、原因はさまざまあります。

中には長時間の正座や膝をつく動作の繰り返しなど、

思いがけないきっかけで発症する事もある病気です。

膝蓋前滑液包炎の症状

初期のうちは

  • 膝上に軽度の腫れや痛みを感じる

程度ですが、進行すると

  • 膝を曲げるだけで痛む
  • 炎症によって皮膚が赤くなる
  • 滑液包内に水が溜まる
  • 膝を触ると熱を感じるようになる

といった症状になります。

膝蓋前滑液包炎になりやすい人

膝蓋前滑液包炎になりやすい人としては

・柔道・バレーなどのスポーツ選手

・膝をついて仕事をすることが多い人(子供と接することが多い保育士さんなど)

・転倒や事故で滑液包が損傷

などさまざま。

いずれも膝のお皿に圧迫が加わりやすい動作が多いスポーツや職業に多くみられます。

膝の上が痛む[変形性股関節症の放散痛]

「股関節(こかんせつ)」はいわゆる足の付け根部分。

膝の上が痛む 

引用:日本整形外科学会-変形性股関節症-(右が進行して骨が変形した末期状態)

『変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)』

は、骨盤と大腿骨(だいたいこつ)のつなぎ目の関節で、

  • 軟骨がすり減る
  • 骨が変形する

などで炎症を起こし、さまざまな部分に痛みがあらわれる症状です。

変形性股関節症になる原因

股関節が痛む症状を持つ人は全国で400〜500万人もいると推定されていて

そのうちの大半が変形性股関節症と考えられています。

主な原因としては、加齢・病気やケガの後遺症(ねんざ)などさまざまあり、

とくに30代後半~50代の女性に多く見られる症状です。

変形性股関節症の痛み症状

変形性股関節症の症状として最も多いのは、

  • 足の付け根の痛みや違和感(とくに立ち上がりや歩き始め)

です。

膝の痛み

引用:NHK健康ch-足の付け根の痛み 変形性股関節症とは-

しかし、そのほか図のように、

  • おしりの痛み
  • 太ももの痛み
  • ひざの痛み

など、痛みを感じている部分ではない部分が痛む「放散痛」としてあらわれるため、

膝の痛みの原因が、股関節の病気だと気づかない人も多くいます

左右に揺れて歩く

あぐらをかきにくくなる

・靴下の着脱・足の爪切りが困難

・階段や、車・バスの乗り降りも困難になる

などが特徴的な症状であらわれます。

股関節の変形が進行すると、太ももの筋肉が弱まってしまうことで、

膝の上部に負担が増えて膝の痛みにつながるのです。

膝が痛い時は何科を受診?

膝上の痛みの原因と考えられるものをいくつかお伝えしましたが、いずれも

早期発見・早期治療

が最も大切です。

  • 膝に力が入らない
  • 膝の曲げ伸ばしが困難
  • 膝が回せない

など何らかの違和感がある場合は、

『接骨院』・『整骨院』

など専門医の受診をおすすめします。

あきらかに膝に腫れがあったり痛くて歩くことも困難な場合は、

『整形外科』

を受診して原因を特定することが先決です。

病院

とくに、靱帯滑液包は一度損傷してしまうと、

元の状態にもどる=再生能力は極めて少ない部位

とされています。

  • テーピング
  • ツボをおす
  • 冷やす・温める
  • 湿布を貼る
  • サポーターをする
  • ストレッチやマッサージ
  • お灸をする
  • 痛み止めの薬を飲む
  • 電気治療をする

などを自己判断で試す方も多いと思いますが、

間違った治療法をしてしまうと症状を悪化させる恐れもあるからです。

まとめ

膝の痛みは、普段からスポーツをする人だけでなく、仕事中や普段の生活において誰しも経験するものです。

「ひざ」と言っても、その構造は骨・靭帯・腱・筋肉・滑液包…など複雑に絡み合って出来ているため、

痛みの原因は一つだけではなく、様々な症状が併発している場合もあります

膝が痛むのを放置してしまうと、悪化して最悪は歩けなくなってしまうかもしれません。

不安を取り除くためにも、まずは原因特定をして、症状に応じた適切な対処・予防を行うことが大切です。

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