とびひでプール禁止の保育園・小学校の目安といつから入れる?感染する(うつる)の?

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とびひ プールとお風呂

夏に多い感染症「とびひ」

お子さんがとびひに感染してしまったら
学校のプールで他の人にうつさないか心配になりますよね。

  • とびひはプールで感染するのか
  • とびひでプールに入れる目安は

など、かさぶたや治りかけに関する注意点について詳しくお伝えしていきます。

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とびひとは

とびひの正式な病名は

「伝染性膿痂疹(でんせんせいかのうしん)」

といいます。

  • あせも
  • 虫さされ

などの炎症部分を掻きむしることで、傷口から細菌が感染して起こる皮膚の病気です。

関連 とびひの原因菌は2つ!症状の違いも

とびひの治療

通常は、ステロイド軟膏などの塗り薬だけでは治せず、内服薬などを併用する治療が必要になります。重症の場合は点滴の投与も必要になります。

とびひになったら登園・登校は?

また、とびひは文科省でも「学校保健安全法」という法律の中で

「学校感染症、第三種(その他の感染症)」

として扱われていています。

これは、判断は医師によるという意味で、

その基準となるのは、ほかの子どもにうつす可能性があるかということです。

ですから、治療中であっても患部をガーゼや包帯できちんと覆っていれば、登校・登園の許可を得られるようです。

関連 とびひの感染経路は?

日本皮膚学会の見解

日本皮膚学会では、とびひを含む、手足口病やりんご病などの、子供に多い皮膚の感染症について『皮膚の学校感染症に関する統一見解』としてこのように通達しています。

◆伝染性膿痂疹(とびひ)

水ぶくれや糜爛(びらん)からの浸出液を触ったり、引っ掻いたりすると、中の細菌で次々にうつります。特に鼻の入り口には原因の細菌が沢山いるので鼻をいじらないようにしましょう。

病変が広範囲の場合や全身症状のある場合は学校を休んでの治療を必要とすることがありますが、病変部を外用処置して、きちんと覆ってあれば、学校を休む必要はありません-日本皮膚科学会(皮膚の学校感染症に関する統一見解について)-

とびひになったらプールは禁止!

とびひは、プールに入ることにより

  • とびひがより悪化する
  • 他の人にうつす恐れ

がありますので、完全に治癒するまではプールに入ることは禁止されています。

このことについては

  • 日本臨床皮膚科医会
  • 日本小児皮膚科学会
  • 日本皮膚科学会

の3団体の統一見解として発表されています。

◆ 伝染性膿痂疹(とびひ)
かきむしったところの滲出液、水疱内容などで次々にうつります。プールの水ではうつりませんが、触れることで症状を悪化させたり、ほかの人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は治るまで禁止して下さい

PDFはこちらです

関連 とびひに似た皮膚炎は沢山ある!写真で紹介

プールはいつから入れる?

とびひは、プールの水を介して感染することはありませんが、

プール内で傷口に接触することで感染(接触感染)

するので、とびひが完全に治るまではプールに入ることができません。

「完全に治った」という判断基準には医師の診断が必要になるので、注意しましょう。

関連 とびひの跡が残ったらおすすめの市販薬はこれ!

とびひの原因は2種類の菌

とびひのタイプ別や完治の判断基準は次の通りです。

水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)

黄色ブドウ球菌が原因菌のとびひです。

水ぶくれがだんだんと膿を持ち、それが破れると皮膚がただれます。

かゆみを感じた部位を掻くことによって、その手を介して目・鼻・口のまわりから症状が出始め、やがて体のあちこちに広がってしまいます。

このタイプのとびひは主に夏場、7歳未満の乳幼児が多くかかり、とびひというとほとんどこのタイプです。

【治療法と完治の目安】

  • 黄色ブドウ球菌に効く抗菌薬を3~4日内服
  • 水ぶくれの内容液を抜いてから抗生剤を塗る
  • ガーゼを挟んで亜鉛華軟膏を塗って包帯をする

全てのかさぶたが取れたらこのタイプのとびひは完治したと言えます

痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)

化膿連鎖球菌(溶連菌の一種)が原因菌のとびひです。

皮膚の一部に膿をもった水ぶくれが、厚いかさぶたになり、炎症が強く、リンパ節が腫れたり発熱や痛みを伴います。

水疱性膿痂疹に比べて重症化しやすく、1年を通して年齢に関係なくかかるのでやっかいです。

【治療法と完治の目安】

  • ペニシリン系の抗生物質の内服薬を処方
  • 重症の場合は点滴を処方
  • エリスロマイシン軟膏という抗生物質を含んだものを塗ってかさぶたを治していきます。

このタイプは、かさぶたが取れて肌表面の具合は良くなっても、体の中に細菌が残り、腎臓などへの合併症が心配されるため、さらに10日間は内服を続けてから完治となります

入浴について

入浴については、とびひが発症していても、発熱などの症状がない場合は入浴してよいという医師と、発症中はシャワーだけにした方がいいという医師がいらっしゃるようです。

感染者が入浴した場合、最後は必ずシャワーのきれいなお湯をかけて出ましょう。

お風呂

お子さんの体を洗ってあげる場合は、患部は石けんを使って泡立てて、そっと丁寧に洗い流すことが必要です。

もちろん菌のいる患部には触らないように気を付けて下さい。

入浴する場合は、一番最後に清潔なお湯に入れ替えて入浴させた方が良いでしょう。

入浴後は、患部の液体などが周囲に接触しないよう、患部に対して丁寧に軟膏を塗り、ガーゼで保護することが必要となります。

もちろん温泉は控えた方がいいでしょう。

まとめ

とびひは、あせもの延長線上のものと軽く見てしまいがちですが、実は重症化しやすく、治療も長引きやすい病気です。

  • とびひは自分の皮膚にもともといる細菌が二次感染する感染症です
  • とびひには、菌によって水疱ができる「水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)」と、かさぶたができる「痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)」の2種類あります
  • あせもや引っ掻き傷などから感染するので、爪を切っておいたり清潔に保ちましょう
  • 感染しても患部を清潔にすることが必要ですので、入浴やシャワーで患部を洗うことが大切です。入浴とシャワーのどちらがいいかは、医師と相談が必要です
  • 学校等への出席やプールへ入ることについては、基本的にプールは禁止、登校・登園は医師と相談して決めます
  • とびひは、大人へも感染する可能性があります

個人の判断で完治したと思って油断してしまうと、人に感染させてしまう恐れがあり、症状の治りも遅くなるので、基本的には医師の診断に基づいて判断すようにしてくださいね。

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