マイコプラズマ肺炎になったら大人は仕事や出席停止は?再発や完治はいつまで?

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マイコプラズマ肺炎若年者

感染者の約80%は14歳以下の子どもに発症が多く、せきが長引きやすいといわれるマイコプラズマ肺炎。

主に毎年秋から冬にかけて流行しますが、感染リスクは一年中なので油断はできず、大人も発症します。

子供の多くは感染しても軽い症状で済みますが、大人が感染した場合は重症化する傾向があります。

  • 大人が感染したら出席停止は
  • 再発はあり得るのか
  • 完治にどれくらいかかるのか

など、大人がマイコプラズマ肺炎にかかった場合について見ていきます。

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マイコプラズマとは

マイコプラズマ肺炎は一般的な肺炎と違い、“マイコプラズマ”が原因で発症する肺炎です。

一般的な肺炎が高齢者の方に多く見られるのに対し、マイコプラズマ肺炎は

20代~30代の若年層にも多く見られます。

マイコプラズマは正式には

「マイコプラズマ・ニューモ二エ(Mycoplasma pneumoniae)」

という名前の微生物です。

細菌より小さく、ウイルスより大きい、細菌にもウイルスにもない不思議な性質を持っています。

この微生物は、主に

  • 気管

などの気道に感染し、気管から肺で増殖することが特徴です。

以前は夏季オリンピックの開催年に流行することが多かったため、

現在も俗称で

「オリンピック病」

と呼ばれることもあります。

関連 【画像】マイコプラズマ細菌の特徴!ウイルスとの違いも

マイコプラズマ肺炎になったら出席停止?

大人の場合、インフルエンザの場合と違ってマイコプラズマ肺炎は

出勤停止期間は明確にはありません。

医師の診断を受けているなら、出勤に関しても相談して指示に従いましょう。

子供の場合、国立感染研究所によると、マイコプラズマ肺炎は「学校保健安全法」においては

「場合によっては第3種の感染症として扱われるその他の感染症」

という種類に分類されてます。

これはどういうことかというと、

「必ず出席停止は必要ではない。しかし学校で重大な流行が起こった場合に、その感染拡大を防ぐために、学校医の意見を聞き、校長の判断で第3種の感染症として緊急的な措置がとれる」

という意味です。

出席停止は流行次第

つまりマイコプラズマ肺炎は、必ずしも出席停止は必要ないですが、

“最近学校で流行してきた”という場合は学校の判断で出席停止にできる、という感染症です。

ですので、感染したお子さんは大抵の場合「登校許可症」をお医者さんからもらってくるように学校から言われます。

大抵の小児科のお医者さんは

「熱が下がっていて元気であれば、多少咳があっても登園・登校を許可する」

と判断されているようです。

熱が下がってもマイコプラズマ肺炎はうつる?

国立感染研究所のホームページによると、マイコプラズマ肺炎の潜伏期間や、いつまで続くのかという点については

潜伏期は通常2~3週間で、初発症状は発熱、全身倦怠、頭痛などである。咳は初発症状出現後3~5日から始まることが多く、当初は乾性の咳であるが、経過に従い咳は徐々に強くなり、解熱後も長く続く(3~4週間)

気道粘液への病原体の排出は初発症状発現前2~8日でみられるとされ、臨床症状発現時にピークとなり、高いレベルが約1 週間続いたあと、4~6週間以上排出が続く

と説明をしています。

つまり、マイコプラズマ肺炎は

  • 潜伏期間が非常に長く2~3週間
  • 初期症状は乾いた咳、のちに咳がひどくなり1か月つづくことも
  • 咳などが治まったとしても1~2か月は体にウイルスが残っている

という特徴があります。

たとえ一旦咳が治まって熱が無かったとしても、1~2か月は再び咳をすればマイコプラズマ病原体をまき散らしますことになってしまいます。

ですから、周りにうつさないためにも、

  • 咳が出る場合はマスクをしておく
  • 人との接触はなるべく避ける
  • 処方された抗生剤はしっかり飲み切る

ということは徹底したほうがよいでしょう。

関連 マイコプラズマの検査キット・治療・入院費は

マイコプラズマ肺炎は再発する

マイコプラズマ感染症になると一度は免疫ができますが、その免疫は長くは続きません。

そのため、一度感染しても再び感染する可能性があります。

一般的に

  • 約40%の人が1歳までに
  • 5歳までに約65%
  • 成人するまでに約97%

もの人がマイコプラズマ感染症を発症していると言われています。

厚生労働省のホームページでは、

好発年齢は、6~12歳の小児。
多くの人はマイコプラズマに感染しても気管支炎で済む。
軽い症状が続くが一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。一般に、小児の方が軽くすむと言われています。

と説明されていて、5歳までに感染した場合には、症状は比較的軽く、症状があらわれないケースも多いようです。

マイコプラズマ肺炎は、感染をくり返していくうちに重症化する可能性が高まるとされています。

このように、マイコプラズマ感染症は免疫がずっと続かないため、再感染を防いでいかなければなりません。

関連 マイコプラズマ肺炎で子供も気をつけたい合併症とは

マイコプラズマ肺炎の再発を防ぐには

マイコプラズマ感染症を防ぐためのワクチンは、今のところ残念ながらありません。

つまり予防接種で再発を防ぐことができないので、日常的な対策が必要となります。

  • 手洗い
  • うがい
  • マスク着用
  • アルコール消毒
  • 人ごみは避ける

などが効果的です。

特に、喫煙者はマイコプラズマ感染症になると上気道に

急性炎症(呼吸器感染症)

を起こしやすいため、再感染に注意が必要です。

まとめ

マイコプラズマ肺炎には、今のところ有効な予防ワクチンなどはありません。

もし通常の風邪だと思っていて

  • 咳がいつまでも止まらない
  • 風邪薬が効かない

などいつもの風邪と違うなと感じたら、マイコプラズマ肺炎を疑った方がよさそうです。

自然治癒することも多いですが、微熱は出て風邪気味だけど普通に出勤していた人が、実はマイコプラズマ肺炎に感染していたという事もよくあります。

感染症はおもに体の免疫力が低下するとかかりやすいため、十分な栄養や睡眠を摂ることも感染症予防につながります。

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