マイコプラズマ肺炎で子供の熱が下がらない場合の期間や 出席停止・登校は

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風邪の流行する季節。

お子さんのちょっとした風邪…よくありますね。

でも気が付いたら

  • いつもより咳が長引いている
  • いつまでも熱がさがらない

と心配されたことはありませんか。

それはもしかしたらマイコプラズマ肺炎という感染症にかかっているかもしれません。

特にもともと喘息もちの子供の場合は、発作が出たり、症状が悪化したりするケースも。

風邪の症状とよく似ているため、大人は重症化しやすいですが、

特に小さなお子さんは感染していても気が付きにくく、自然治癒もよくあると言われるマイコプラズマ肺炎。

しかし、時には重い合併症を引き起こす可能性もあるので油断はできません。

  • マイコプラズマ肺炎の特徴
  • 潜伏期間や感染経路
  • 登園や学校は行っていいのか

など、万が一のために参考に頂けたらと思います。

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マイコプラズマとは

肺炎を引き起こす感染症の一種であるマイコプラズマ肺炎は、正式には

「マイコプラズマ・ニューモ二エ(Mycoplasma pneumoniae)」

という名前の微生物よって引き起こされる肺炎で、生活環境のなかにどこにでもいる細菌の一つです。

マイコプラズマ属

引用:ウィキペディア(マイコプラズマ属 大きさ200-300nm)

関連 マイコプラズマ細菌の特徴とウイルスとの違いは

1984年と1988年の4年に一度のオリンピック開催年に大流行したため、かつては

「オリンピック病」

とも言われていました。

しかし近年ではその周期なく、主に秋から冬にかけて流行し、季節に関係なく毎年感染例は報告されています。

特に去年2016年は過去10年のうち、最多の感染者数を確認していて、今年も注意が呼びかけられています。

一般的に

・約40%の人が1歳までに
・5歳までに約65%
・成人するまでに約97%

もの人がマイコプラズマ感染症を発症する言われています。

ですから今まで“普通の風邪”だと思っていても、ほぼ100%の人が一度は感染している感染症の一つです。

マイコプラズマ肺炎・気をつけたい年齢は

厚生労働省のホームページによると

(マイコプラズマ肺炎は)好発年齢は、6~12歳の小児。
多くの人はマイコプラズマに感染しても気管支炎で済みます。
軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。一般に、小児の方が軽くすむと言われています

と説明されています。

5歳児までは、症状は比較的軽い傾向にありますが、

逆に大人が発症してしまうと重症化しやすいと言われていて、

一般的に肺炎の発症が多いとされる高齢者ではなく、20代から30代の若年者に感染例が多いのも特徴的です。

関連 マイコプラズマ肺炎になったら大人は休める?

マイコプラズマ肺炎は再感染する

マイコプラズマ肺炎にかかると一度は免疫ができますが、それは長く続きません。

個人差はありますが、一生のうち何度も再感染してしまう可能性がある感染症です。

マイコプラズマ肺炎の症状と期間

マイコプラズマの初期症状として、大人も子供も

  • 発熱
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • のどの痛
  • 関節痛

など、風邪によく似た症状から始まります。

子どもは鼻水が出ることも多いようです。

そしてなんといっても特徴は

・コンコンという乾いた咳

です。

そしてその咳が次第にひどくなり

・“ヒューヒュー・ゼイゼイ”という喘鳴ぜんめい

・痰がからむ湿った咳

に変わり、熱が下がっても、その状態は3~4週間ほども続きます

他には

  • 声がかすれて出なくなる
  • 胸の痛み
  • 下痢
  • 耳の痛み
  • じんましんのような発疹など

が出たりすることもあります。

ですから、風邪だと思ってマイコプラズマ肺炎だと気づくのが遅れ、重症化してしまうことも多くあります。

重症化で気を付けたい気管支喘息などの合併症

このようにマイコプラズマ肺炎は、重症化してしまうと、肺以外に

  • 中耳炎
  • 髄膜炎
  • 心筋炎
  • 胸膜炎
  • 副鼻腔炎
  • 気管支喘息

などを起こす可能性がありますので注意が必要です。

関連 マイコプラズマは検査が簡単!値段ややり方は

マイコプラズマ肺炎の感染経路

マイコプラズマ肺炎は、インフルエンザやトロウイルスのように感染力事態はそれほど強くないものの、感染経路としては

【飛沫(ひまつ)感染】

感染者の唾液や鼻水をくしゃみなどから吸い込んでしまって感染

【接触感染】

マイコプラズマ細菌のついたおもちゃをなめたり、ドアノブなどにを通して触れた手で、鼻や目などの粘膜に触れることで体内にマイコプラズマを取り込んでしまう感染

の2パターンがあります。

まず学校で子供が感染し、その後に近い距離で時間を過ごす家族間での感染が多くなっています。

マイコプラズマ肺炎の特徴

国立感染研究所のホームページを参考にまとめると、マイコプラズマ肺炎は

・潜伏期間は通常2~3週間と長い

・当初は乾いた咳だが、経過とともに咳は徐々に強くなり、解熱後も長く続く(3~4週間)

・ウイルスの体からの排出は4~6週間以上も続く

という特徴があります。

熱が下がった・治ったと思っていても油断は出来ず、

1~2か月は再び咳をすればマイコプラズマ病原体を周りにまき散らしますことになってしまいます。

ですから

  • 手洗い
  • うがい
  • 感染者と出来るだけ接触は避ける
  • 病院で処方された抗生物質はしっかり飲み切る

というのは鉄則ですね。

マイコプラズマ肺炎になったら学校は休める?

大人の場合、インフルエンザの場合と違ってマイコプラズマ肺炎は

出勤停止期間は明確にはありません。

子供の場合、国立感染研究所によると、マイコプラズマ肺炎は「学校保健安全法」において

「場合によっては第3種の感染症として扱われるその他の感染症」

という種類に分類されてます。

これはどういうことかというと、

「必ず出席停止は必要ないが、もしも学校で重大な流行が起こった場合、その感染拡大を防ぐために、学校医の意見を聞き、校長の判断で第3種の感染症として緊急的な措置をとることができる」

という意味です。

出席停止は流行次第で学校が決める

つまりマイコプラズマ肺炎は、

“最近学校で流行してきた”という場合は学校の判断で出席停止にできる、という感染症です。

ですので、感染したお子さんは大抵の場合

「登校許可症」

をお医者さんからもらってくるように学校から言われます。

たいていの小児科のお医者さんは

「熱が下がっていて元気であれば、多少咳があっても登園・登校を許可する」

と判断されているようです。

マイコプラズマ肺炎は、発症後1週間は感染力が強いとされているため、

保育園、幼稚園、学校によって対応が違う場合がありますので、事前に確認してみてくださいね。

自宅で過ごすポイント

マイコプラズマ肺炎にかかったら、まずは安静にするのが大切です。

状態が落ち着くまで、無理に入浴はさせず、体の汚れが気になる場合には、絞ったタオルで体を拭いてあげるといいですね。

気温差があったり、空気が乾燥していたりすると咳が出やすくなるので、エアコンや加湿器を使って温度・湿度を調節するとよいでしょう。

咳が出て苦しい場合には、無理に横たわらずに上体を少し起こしてあげると楽になります。

“脱水症状”を防ぐためにも、こまめに水分補給を行いましょう。

その他にも、呼吸困難など引き起こしていないかどうか、様子がおかしい場合はすぐに病院へ。

大人は家族間での感染が一番多いので、ご自身のためにもしっかり観察してあげることが大切です。

関連 脱水症状に水分補給がだいじな理由

まとめ

風邪の症状ととても似ているので、重症化しないとなかなか病院には行くことのないマイコプラズマ肺炎。

  • 咳がなかなか治らない・むしろひどくなっている
  • 市販の風邪薬をのんでも全く効果がない

等の場合は、マイコプラズマ肺炎を疑って、病院に行きましょう。

今は簡易検査キットといものもあり、誰でもすぐに、簡単に診察出来るようになっています。

詳しくはこちらの記事も参考にしてみてくださいね↓

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