【イラスト】手洗いうがいマスクの励行予防効果は?大切さ・正しい方法(仕方)も

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手洗いうがいマスク

インフルエンザやノロウイルスなど、寒い時期はとくにウイルスによる感染症が流行します。

基本的な予防策として

  • 手洗い
  • うがい
  • マスク着用

この基本の3セットは「耳タコ」のように言われますね。

でも、どうしてこの3つが大切なのでしょうか。

また、せっかく実施していても、

間違った方法でやってしまっては逆効果になることもあります。

感染を防ぎ、予防意識を高めるためにも、今一度これらの

  • 正しいやり方
  • なぜ大切なのか・その効果は

などお伝えしたいと思います。

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手洗い

感染症や食中毒予防の全ての基本となるのが「手洗い」です。

人の手は病原体微生物を運ぶ全ての「もと」となるものです。

手洗い

“食品衛生は手洗いに始まって手洗いに終わる“

と言われるほど、とても大切な予防対策。

その認識があるにもかかわらず、手を介した食中毒が多発するのは、

適切な手洗いの実施ができていないことがあるからです。

手洗いの重要性

手洗いに使う石けん自体に、ウイルスや菌を完全に失活化することは難しいとされています。

しかし

・手の脂肪等の汚れを落とすことで、ウイルスを手指から剥がれやすくする

・一時的に手についた病原微生物は手洗いだけで洗い流すことができる

・もともと手指に付着しているウイルスの数を減らす最も有効な方法

という点でとても重要になります。

手を洗う前にすること

“手を洗う“という行動の前に、既に予防対策は始まっています。

爪を短く切る(マニキュアはおとす)
・腕時計や指輪などは外す
・手指に傷がある人は傷口にばい菌が付着してるため、調理作業に従事しない

など、今一度確認してみましょう。

洗い残しの多い部分

しっかり手を洗ったつもりでも、見逃しがちな部分は沢山あります。

手洗い

これらは特に洗い残しの多い部分です。

見落としがちなポイント

・石けんを十分泡立る
ブラシなどを使用して爪の間も洗う
・十分水で洗い流す
・感染者がいる場合は、タオルを共有しない、ペーパータオルなど使い捨てのものにする

手洗いはいつする?

【行動前】
・調理を行う前
・提供する直前の食品にふれる前
・盛り付けの前
・手袋をつける前
【行動後】
・トイレの後
・汚物処理やオムツ交換等の後
(手袋をして直接触れないようにしていても)

うがい

みなさんの普段の「うがい」はどんな手順でしょうか。

・いつもうがい薬をつかう
・すぐにガラガラうがいをする

よくありがちなこれらの「うがい」。

実はちょっと注意したい点があります。

その予防効果を振り返ってみます。

口・鼻・喉は菌が体に入る入り口

安静にしているときでも、人は呼吸によって

1日当たり 20,000 ℓもの空気

を肺に送り込んでいると言われています。

喉の気道粘膜は、まさに空気清浄機のような役割。

空気清浄機

粘膜表面にある小さな繊毛細胞が、

毎分約 1,000 回振動する繊毛運動で粘液を外へ送り出し、

痰などと一緒にのどから入ったウイルスなどの異物を排除しています。

乾燥すると、この粘膜の機能が低下するため、

うがいで喉を潤す

という意味でもとても重要になります。

うがい効果は絶大

うがいの目的は、単に

『喉を洗浄』

というだけでなく、

『喉の粘膜機能自体を高める』

という大事な役割があります。

・粘液の分泌や血行を促進、のど本来が持つ防御機能を高める

・ホコリなどの物理的な口腔やのどの洗浄

・口腔粘膜の細菌の定着を抑制

・のどの粘膜の機能が回復して活性化

セキを抑え、タンを除去しのどの痛みをおさえる

うがいによって唾液が分泌しやすくなるため、「口腔」を介する感染の予防だけでなく、

・口臭予防

・(虫歯菌などの)菌類の増殖

まで抑制が期待できます。

うがい薬を使えばさらに

殺菌・消毒・清涼感といった効果も得ることが出来ます。

いきなりガラガラうがいは×

外部から体内に侵入するチリやホコリは

約90%が鼻の粘膜を通り、そのままのどに落ちていくと言われています。

ガラガラうがい

まずは“喉をガラガラうがい“で洗う前に、

“口の中をクチュクチュ・ブクブクうがい“します。

・まず汚れた手やコップはキレイにあらう

・口の中を軽くゆすぐ

・痰が出るならまず痰を吐き出す

を徹底して、喉に付着するよごれを根本から減らしましょう。

[うがい薬]で殺菌・消毒は必須?

既に粘膜に付着してしまった菌やウイルスに効果的な『うがい薬』。

外出先から帰って来てすぐに使うのはいいかもしれませんが、

実は、うがい薬の使い過ぎは注意したい点があります。

イソジン

引用:http://www.isodine.jp

口から喉にかけては、正常な人でも「常在菌」という菌類が存在していて

それにより健康状態を保っていますが、

過度にうがい殺菌をしてしまうと、

・常在菌までも排除してしまう

・逆に粘膜が弱まり炎症を起こしやすい

といったリスクがあります。

ですので、

“自然なモノを使ったうがい“

がまずはおすすめです。

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自然派うがいなら、万一お子さんが誤飲しても心配が少なくて済みますね。

[水うがい]

まずおすすめは何といっても

『水だけうがい』

水

水だけで本当に予防効果があるの?と思うかもしれませんが、

水うがいをした人はしない人に比べて40%も風邪を防げる

という研究結果もあります。

また「水」なら、どんなにやりすぎても心配はありませんね。

[塩うがい]

塩は「単なる調味料」だけでなく、殺菌作用・脱水作用があります。

ですから、風邪の予防だけでなく、風邪を引いてしまった後にも良さそうです。

塩

・のどの痛みを緩和する

・口腔内のウイルス・細菌の増殖予防

・虫歯菌の増殖予防

・唾液分泌を促進させ口臭予防

などのたくさんの作用があります。

コップ一杯の水やお湯(100ccほど)に、2つまみ程の天然塩を入れて溶かす

カンタンで安上がり!これでガラガラうがいをするだけでOKです。

[緑茶・紅茶うがい]は医学的にも認められている

[緑茶うがい]は医師も推進する昔ながらのうがい法です。

緑茶

お茶(おもに緑茶・紅茶)に含まれる

《カテキン》や《テアニン》

という成分が、

抗菌作用・抗ウイルス効果

があります。

とくに緑茶うがいがおすすめ!

緑茶は“うがい用“だけでなく、ビタミンCが豊富なので、

飲むことでも風邪予防・免疫力アップの効果が期待できます。

毎度お茶をいれるのが手間な場合は

《水に溶かすだけの粉末タイプの緑茶》

などを使っても手間が省けていいですね。

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マスク

“ウイルスはすごく小さいから、マスクをしても侵入は防げないし風邪予防に意味がない“

こんな意見を耳にしたことはありませんか?

実際にその大きさを比較してみましょう。

マスク

引用:朝日新聞デジタル -マスクの予防効果-

マイクロメートル(μm)とは、

μm=1/1000mmの大きさの単位です。ちいさい!

図を参考にすると

・一般的なマスクの網目は0.005mm、

・細菌は0.001~0.002mm、

・ウイルスは0.00001mm!

ということは、

細菌の一部を遮断することはできますが、ウイルスに関しては明かにダダ漏れ状態です。

とくに風邪の原因は

ウイルス類が90%を占める

と言われているだけに

やっぱりマスクに感染予防の意味がないじゃないか…(ガッカリ)

と思うかもしれませんが、

それは間違いで、マスクには大いに風邪予防に効果があります!

なぜなら、

  • 飛沫感染を防ぐ
  • 鼻や喉を保湿する

による予防効果が期待できるからです。

感染経路は主に3種類

一言で

《人に風邪がうつる・うつす》

といっても、その感染経路はさまざま。

主に

  • 空気感染 (空気中に漂っている細菌やウイルスを吸って感染)
  • 飛沫(ひまつ)感染 (咳やくしゃみ、会話など近距離で感染)
  • 接触感染 (ドアノブや水道の蛇口などモノを通して感染)

3種類があります。

空気感染が一番主流かと思いきや、

実際は空気感染する病原体として有名なのは

結核菌・水痘帯状疱疹ウイルス・麻疹ウイルス

の3種類で、感染症の中でもかなり重症度が高いものだけです。

マスクは[飛沫感染]予防に効果大!

その他感染症といわれるほとんどは、じつは飛沫感染・接触感染によるもの。

マスク

飛沫核(ひまつかく)とは、いわゆる菌やウイルスののことですが、

これらは1~2メートルくらい空気中に飛んでから落下するため、

近距離で浴びてしまうことで感染してしまうのです。

そして、これらの飛沫核は口から飛び出す際に

水分を含んだ状態で飛んでいるためマスクの網目に十分ひっかかる大きさ

になっているので、マスクは飛沫感染予防に効果的なのです。

マスク着用の一番の目的は?

マスクの本来の役割は、

“病原体を吸い込まないようにする“

ということよりも

鼻や喉の乾燥を防ぎ、保湿効果を高め、免疫細胞の機能をアップ!

これが一番の目的です。

免疫細胞はカラダの防衛機能

免疫細胞とは、まさにカラダの防衛戦闘部隊のこと。

仮面ライダー

ウイルスや菌が侵入してきても、まず彼らがやっつけてくれることで、その結果

感染しない・うつらない

という事になるからです。

免疫力抵抗力

免疫細胞の働きを低下させてしまう原因は《乾燥》です。

保湿をしっかりしておけば、免疫機能を十分に維持することができ、

病原体の侵入や定着を防ぐことがでます。

免疫細胞についてくわしくはこちら↓

免疫力・抵抗力の違いと意味!現代型免疫低下の原因と高めるには?分かりやすく解説
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マスクを使う時の注意点3つ

一度使ったマスクは、表面にウイルスや菌がいっぱい付着しています。

・繰り返し使わず基本的には使い捨てる

・着用時は鼻からアゴの下まですっぽり覆う

・使ったマスクは外で処分してから家に入る

など、基本的なこれらの予防行動ができているかどうか

一度確認してみてくださいね。

アルコール手指消毒の役割は?

市販で購入できる消毒用エタノールによる手指消毒は、手洗いの代用にはなりません。

あくまで

・石けんによる手洗いがすぐできない場合

・手洗い後の補助

としての観点から用いる必要があります。

ノロウイルスには効かない?

ノロウイルスなど

「強力なウイルスにはアルコール手消毒は効かない」

と言われることもありますが、実はそうではありません。

カギは“エンベロープ”というウイルスの膜の構造に答えがあります。

どんなものが有効なのか、また自宅で作れる消毒剤などはこちらもお役立てください↓

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まとめ

手洗い・うがい・マスクの基本3セットは、感染症予防にもっとも大切な行動です。

しかし《正しいやり方》となると、分かってはいてもなかなか難しいもの。

とくに小さいお子さんなどには、イラストやポスターなどを見えるところに貼って、一緒に習慣づけるようにしてあげたいですね。

【おすすめイラスト啓発ポスターダウンロード先】

厚生労働省・啓発ツール

第一三共

SARAYA(会員登録が必要です)

ぜひこれらも活用してみてくださいね。

あなたと周りの大切な方のお役に立てれば幸いです。

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