熱中症と脱水症状の違いは?予防対策と応急処置&共通種類は頭痛・下痢・寒気!

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熱中症対策 脱水症状

気温や湿度が高くなってくると

「熱中症」

「脱水症状」

というのが良く聞かれますが、意外にこの二つの違いは?と言われると知られてないことも多いと思います。

というのも、この2つの症状は非常に関連性があり、同じ症状が出ることも多いからですが、
実は全く違うものです

そのため、

  • それぞれの特徴
  • 起こる原因

などをしっかり把握しておかないと間違った処置をしてしまうこともあり、治療が長引く原因にもなります。

今回は、熱中症と脱水症状の違いや対処法などをご紹介いたしますので是非参考にしてみてください。

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熱中症と脱水症状の違い

二つの主な違いは

  • かかりやすい時期
  • 発症する原因

があります。

熱中症と脱水症状 イメージ

熱中症の定義

熱中症は高温多湿な環境の中で起きる身体障害の総称です。

かかりやすい時期は、梅雨時期や夏になりやすい病気で、進行具合によって

  • 「軽度」…めまい 立ちくらみ 筋肉痛 汗が止まらない など
  • 「中度」…頭痛 吐き気 だるい など
  • 「重度」…体温40度以上 意識がない けいれんがある 反応がおかしい など

3段階に分けられています。

熱中症についてより詳しい記事は「熱中症になったらまず何する?詳しい種類も」を確認してみてください。

脱水症状の定義

脱水症状とは、身体にとって不可欠なミネラル電解質を含む体液が不足した状態を言います。

「体液」とは体の60%以上を占める水分量のことですが、血液、消化液、リンパ液などの総称水だけの意味ではありません

水分量

引用:環境省・熱中症環境保健マニュアル2014

そして電解質(イオン)は、私たちの体の中で水に溶けた状態で身体にとって重要な役割を果たしています。

詳しくはこちらもぜひお役立てください↓

関連 電解質と体の水分との関係

脱水症状が起こる原因

脱水症状は、水分喪失量(身体から出て行く水分)に対して、水分摂取量(身体に入ってくる水分)が不足することによって起こります。

水分喪失量>水分摂取量=脱水症状

原因はさまざまで、暑さが原因のこともあれば、ウィルス・食中毒などによる嘔吐や下痢で発症する場合もあります

かかりやすい時期は、高温多湿な梅雨時期や夏場でも、寒い冬でも発症することがあります

水分損失率(対水分)と現れる脱水諸症状の関係

具体的な脱水症状の例はこのようになります。たくさんありますね…( ゚Д゚)

水分損失率 症状例
1% 大量の汗、喉の渇き
2% 強い乾き、めまい吐き気、ぼんやりする、重苦しい、食欲減退、血液濃縮、尿量減少、血液濃度上昇
3%を超えると、汗が出なくなる
4% 全身脱力感、動きの鈍り、皮膚の紅潮化、いらいらする、疲労および嗜眠、感情鈍麻、吐き気、感情の不安定(精神不安定)、無関心
6% 手足のふるえ、ふらつき、熱性抑鬱症、混迷、頭痛、熱性こんぱい、体温上昇、脈拍・呼吸の上昇
8% 幻覚・呼吸困難、めまい、チアノーゼ、言語不明瞭、疲労困憊、精神錯乱
10~12% 筋けいれん、ロンベルグ徴候(閉眼で平衡失調)、失神、舌の膨張、譫妄および興奮状態、不眠、循環不全、血液および血液減少、腎機能不全
15~17% 皮膚がしなびてくる、飲み込み困難(嚥下不能)、目の前が暗くなる、目がくぼむ、排尿痛、聴力損失、皮膚の感覚鈍化、舌がしびれる、眼瞼硬直
18% 皮膚のひび割れ、尿生成の停止
20% 生命の危機、死亡

参考:水分損失率と現れる脱水諸症状の関係、日本体育協会「スポーツと栄養」より

よくある共通の症状

よくある共通の例は、

  • めまい
  • 頭痛
  • 吐き気
  • けいれん
  • 下痢
  • 足がつる
  • 寒気
  • 目の前が暗くなる
  • 意識障害

など類似した症状が多く見られます。

  • 熱中症の症状の一つが脱水症状
  • 脱水症状の原因の一つが熱中症

つまり、このような共通の症状が出た場合は、まず原因が「暑さ」による熱中症なのか、ウィルスなどその他原因の「脱水症状」なのかを確認する必要があります。

共通の対処法は?

二つの共通の対処法はまず「体を安静にして水分と塩分を摂ること」です。

涼しい場所へ移動

体を安静にできる涼しい場所へ移動します。通常は10~20分くらいで症状がおさまります。

夏 イメージ

関 連 熱中症になったら何科に行けばいい?具体的な応急手当方法も

水分補給

とくに脱水症状になっている場合は、スポーツドリンクよりも経口補水液が最適です。
この時、ゆっくりと飲むのが基本です。

水分を一度に大量に摂りすぎると身体が吸収せず尿として体外に排出されますので、少しずつ水分を補給するようにしてください。

関 連 スポーツドリンクと経口補水液の役割の違い!手作りレシピも

関 連 水分補給に適した温度や飲むタイミングは?

様子を見る

10~20分経っても症状が良くならない、悪化する場合はすぐに病院に行って医師の診断を受けてください。とくに

自分で水を飲むことが出来ない
受け答えがおかしい
意識がない

などの症状は熱中症の重度の症状です。このような場合はためらうことなくすぐに救急車を呼びましょう。

関連 熱中症で毎年運ばれる人数は?何度以上から危険なの?

救急車

熱中症と脱水症状の予防策

熱中症と脱水症状、いずれも普段から出来る予防策があります。

「環境」

「からだ」

「行動」

の3つを整えることが大切とされています。

熱中症を引き起こす3つの要因と心がけ」も是非参考にしてみてください。

まずは体調管理を

また、脱水症状にならないように、十分な水分と塩分をとり、適度な運動を心掛け、汗をかきやすい体質「暑熱順化」を維持するなど、熱中症や脱水症状を意識した行動が大事な要素です。

水を飲む

関連 汗をかきやすい人とかきにくい人の違い!体質改善方法も

まとめ

熱中症と脱水症状の違いやそれぞれの対処法、また熱中症と脱水症状の予防対策法をご紹介してきました。

二つは内容や原因に違いはあっても、非常に密接した共通点があります。

そして脱水症状を予防することで、熱中症も防ぐことが出来るので、普段の生活からこまめに水分や塩分補給をするようにしたいですね。

日ごろの心がけひとつで熱中症や脱水症状から遠ざかることが出来ますで、今一度生活習慣を見直してみることが大切です。

【もう暑くて限界!の前に暑さ対策まとめ】


関連 熱中症で目がチカチカする?それは良くあること
関連 熱中症と脱水症状のちがい
関連 熱中症に梅干し効果!何個まで食べていいの

…などなどまとめはこちらです!

【水分補給に欠かせないイオンの働き】

【体の水分・ミネラルのこと】

【新用語・スーパー猛暑!猛暑日・真夏日との違い】
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