過敏性腸症候群(IBS)で背中が痛い&チクチクする!セロトニンと脳との関係も

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腸と脳

過敏性腸症候群(IBS)は、詳しい原因はまだ分かっていないものの、

こころのストレスが「腸」にあらわれてしまう症状です。

つまり、

“脳“と“腸“は、現代の医学ではまだ解明できないほど密接に相互につながりあっている

ということ。

体験者の方の報告を読んでみると、

「かなりの腹痛を伴う下痢やおなかの張り・膨満感」

が起こり、排便すると一時は症状は軽くなりますが、また痛みがすぐに襲ってるのだとか。

この症状は人によっても、またその日の体調によっても痛む場所も強さも違うようです。

  • IBSの痛みはどんな痛み?
  • 脳と腸のだいじな関係

などご紹介します。

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過敏性腸症候群(IBS)とは

大腸がんや潰瘍性大腸炎など、特定の疾患がある人は

血液検査大腸内視鏡検査などをすれば、腸に炎症や何かしらの異常が認められます。

腹痛

過敏性腸症候群(IBS)は、検査で何も異常はないことが確認されたうえで、

下痢や便秘などの便通異常の症状が続く場合に診断されます。

種類やなりやすい人の傾向など詳しくこちら↓

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過敏性腸症候群(IBS)の原因はストレスだけ?

過敏性腸症候群(IBS)の原因は、多くは心のストレスと言われていますが、

他にどのような原因が考えられるのでしょうか。

腸自体が過敏になっている

過敏性腸症候群(IBS)の発症では、

腸自体が過敏になっている

ことから、通常より感染症に反応しやすくなっていることも要因の一つです。

『感染性腸炎』の原因菌は、

などが有名で一年中発症リスクがあります。

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腸に少なからず炎症が残り、腸内細菌のバランスの乱れなどから、

過敏性腸症候群(IBS)を発症しやすい傾向があるようです。

環境への過剰反応や緊張

また、自分で自覚は無くても「腸」は過敏に反応しています。

・職場や学校の環境
・住んでいる環境
・食生活などの嗜好

これらを思い切って変えてみることで、

知らず知らずのうちに、過敏性腸症候群(IBS)が完治したという方も多いようです。

過敏性腸症候群(IBS)症状はいつ出やすい?

下痢症状は、一時的に治まってもまた痛みが襲ってきたり、

体調やその日の『波』にも左右され、脂汗がダラダラでてしまうことも(下痢型IBS)

トイレ

また、夜間にはあまり起きないものの、朝や日中に多い傾向があります。

  • これから学校や職場に行こう
  • 今から大事なテストやプレゼン!

という時に起きやすいのも特徴的です。

つらくても長時間トイレにいるのはNG

過敏性腸症候群(IBS)の人に限らず、

トイレに長時間座って、“いきみすぎる行動“もNGです。

腰などに大変負担がかかり、余計に腹部を圧迫してしまうからです。

出ないと思ったら一旦諦めて、自然に出るタイミングまで待ちましょう。

過敏性腸症候群(IBS)の痛みや部位

一般的な下痢症状を言葉で表すと

  • 腸をぎゅっと絞られているような痛み
  • ドーンとしてシクシクとした鈍痛
  • キリキリ・チクチク刺すような痛み

など、さまざま。

腸1

お腹を下したり、女性が生理痛で感じる時の痛みと同じです。

加えて過敏性腸症候群(IBS)の人は、腸が激しく動くため、

グルグル・ゴロゴロ・ボコボコ…

というお腹から不快な音がします。

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背中や腰・他の部位も痛む

過敏性腸症候群(IBS)の人が痛むのは「腸」だけではありません。

腸の激しい動きにつられて、さまざまな痛みが体の他の部位に現れます。

  • お腹周りの筋肉の痙攣(けいれん)
  • 左下腹部の痛み(元凶の大腸が左下にあるため)
  • の痛み
  • 背中の痛み

痛みの原因が生じている部位とは異なる部位に感じる痛みのことを

『関連痛(かんれんつう)』

と言います。

腸

脳を通して伝わった「痛み」という神経が、

別の部位も同じように「痛い」と感じてしまう脳のメカニズムが原因とされています。

過敏性腸症候群(IBS)発症のメカニズム

過敏性腸症候群(IBS)が発症してしまうメカニズムは、

実はまだはっきりと分かっていません。

しかし

『腸は第2の脳』

と言われるように、

健康な体づくりのカギは、まず腸内環境を整えることから

というのは間違いなさそうです。

腸と脳は繋がっている理由3つ

大腸・小腸の働きは

「食べたものを消化・吸収し、便として排出する働き」

だけではありません

腸内環境によって

  • 免疫力(ウイルスなどの病原体をやっつけて排出する力)
  • 肌の状態
  • 太りやすさ
  • 心の健康や性格に関わる脳内の神経伝達物質を作り出す

などまで左右することが明かになっています。

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①[脳腸相関](のうちょうそうかん)

そんな「腸&脳」の密接な関係を指す

『脳腸相関(のうちょうそうかん)』(brain-gut interaction)

または

『脳腸軸(のうちょうじく)』(brain-gut axis)

という言葉が注目されています。

腸と脳

脳と腸はお互いに情報伝達・情報交換をし合い、相互に作用を及ぼし合う関係

であるという考え方で、

脳が受けたストレスが腸の不調として現れたり、逆に

腸に起きた生理的変化が脳の機能に影響を与えたりといった現象です。

IBSは[脳腸相関]の現象そのもの

過敏性腸症候群(IBS)の症状のように、

“腸管にとくに疾患が見つからないのに便秘・下痢・腹痛の症状が現れる“

というのは、まさにこの知見そのもの。

背中や腰が痛むのも、

「腸から脳へ」直接伝わった『痛み』という信号が、

脳が全身へ送る痛みの伝達機能に影響を与えているからなのです。

脳

体内に侵入した外敵やストレスに対して、

“脳“より先に敏感に反応する“腸“は、まさに「第2の脳」と呼ぶにふさわしい働きなのです。

②ストレスホルモンとのつながり

人は、何らかのストレスが加わると、脳の一部・脳下垂体(のうかすいたい)という部分から

『ストレスホルモン』

が放出されます。

ストレス

その刺激で腸の動きが過敏になり乱れてしまうことで、

過敏性腸症候群の症状が出るといわれています。

③幸せホルモンとのつながり

セロトニンという言葉は聞いたことがある方も多いと思います。

別名

『幸せホルモン』

と呼ばれるだいじな脳内神経伝達物質です。

幸せホルモン

実はこのホルモンの約90パーセント以上は腸内細菌が産生していると言われています。

セロトニンが不足するとうつ病の発症も高まり、

心身の健康に大きく影響を及ぼしてしまうのです。

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過敏性腸症候群(IBS)は何科を受診?自己診断はNG!

ずっと下痢・便秘が続く症状は、過敏性腸症候群(IBS)だけではありません。

とくに見逃してはいけないのは

大腸がん・消火管出血・炎症性腸疾患

など、さまざまな病気の前兆の場合があるからです。

病院

ストレスが原因だからといって

『心療内科』

の受診も望ましいですが

まずは

『胃腸科』

『消化器内科』

などで、しっかり大腸内視鏡や便潜血検査など専門的な検査を!

自己判断で過敏性腸症候群(IBS)と診断するのは絶対にさけましょう。

IBSの治療法はちゃんとあります

とくに下痢型IBSの人には、さまざまな治療法があります。

医師による下痢型IBSの治療は、基本的に

  • 食事治療
  • 運動療法
  • ライフスタイル改善のアドバイス

など、まずは

“健康的で自然に体質改善していくためにはどうすればいいか“

を中心に治療がおこなわれます。

薬

そのうえで、

  • 薬による治療(薬物療法)

が行われます。

IBSの病院検索サイトはこちら

過敏性腸症候群(IBS)は、短期間で劇的に症状が改善することは少ないですが、

気長にあせらず症状と向き合いながら、

ゆっくり、しかし確実に治す

という気持ちで取り組む必要があります。

過敏性腸症候群(IBS)の生活ポイント

日常生活では

  • 脂肪分の多い食事
  • アルコール
  • タバコ
  • 刺激物(辛い物・あまいもの)
  • 充分な休養と睡眠

など、規則正しい生活を取り戻すことが一番の治療法になります。

食事のポイント・なりやすい人の傾向などはこちらでまとめています↓

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・通勤・通学途中の電車のなかで、 ・試験や大事な会議の直前に、 ・旅行先など慣れない場所で… 急におなかが痛くなり慌ててト...

まとめ

過敏性腸症候群(IBS)は良い時と悪い時の「波」があります。

調子よく快適に過ごしていた…と思ったら途端に症状が出るので、

一気に気分が落ち込んでしまうことも。

自分にストレスを受けているという自覚が無くても

何らかのSOSが腸を通して症状として現れている

ということは間違いありません。

免疫力の約70%は「腸」にあり

と言われています。

「体を鍛える」ということは、筋肉だけでなく「腸」も意識的に鍛えること!

これが、本当に丈夫で強い体作りにつながります。

こちらも関連性が高いですのでぜひお役立てください↓

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