ハロウィンの起源(由来・国・ケルト人)英語の語源・意味は?野菜はかぼちゃだけ?

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由来

少し前までは日本であまり馴染みのなかった秋のイベント「ハロウィン」

現在はハロウィンにちなんだ

  • イベント
  • キャンペーン商品
  • パレード

など盛りだくさんで、クリスマス同様すっかり定着しつつありますね。

経済効果ひとつを見ても、既にバレンタインデーを上回ったという話もあるのだとか。

「日本式ハロウィン」は今や欠かせない商業作戦の一つになっています。

・そもそも、ハロウィンの「本場」とはどこなのでしょうか
・かぼちゃはどこから来たのでしょうか

今回は「ハロウィンの起源」についてご紹介したいと思います。

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ハロウィンの起源や由来は?

ハロウィンというと起源やイメージは

  • アメリカ
  • キリスト教由来
  • 野菜はかぼちゃ

というイメージがあるかもしれませんが、実はどれでもありません。

ハロウィン起源は古代ヨーロッパ

ハロウィンの起源を探ると、

紀元前1500年とも言われる古代ヨーロッパ時代

までさかのぼります。

ローマ帝国がゲルマン民族などと戦いを続けていた時代で、その時代に生きた人たちのことを

  • 日本語では「ケルト人」
  • 英語圏では「ゲール人」
  • ローマ人には「ガリア人」

などと呼ばれています。

ですから、ハロウィンとは「古代ヨーロッパ人の宗教的なお祭り」のことを意味します。

ハロウィン

引用:www.inside-games.jp

さまざまな民族が入り混じることで、「ヨーロッパ人の真の祖先」という定義はかなりあいまいになっていますが、

それでもケルト人の血脈は、現在のアイルランド、スコットランドなどの地域に受け継がれていて、

アイルランドにある駐日大使館では、伝統的&正統派のハロウィンイベントが毎年開催されています。

関連 日本でハロウィンが広まったのはいつ?

「本物のハロウィン起源」とは

「ハロウィンの起源」の説明については、いろんなサイトで説明がありますが、やはり本場の方が語る言葉が一番正しいと思いました。

現在の北欧アイルランドは、もともとケルト人が住んでいた土地です。

以下一部転載させていただきます。

駐日アイルランド大使が語る[ハロウィン起源]

ハロウィンとはアイルランド語で[Samhain(サワン)]。

何千年も前、古代アイルランドのケルト人は収穫期の終わりを祝って、焚き火、饗宴、異教徒の儀式など、特別なお祭りを行っていました。

ハロウィン(アイルランド語では、夏の終わりを意味する[Samhain(サワン)])とは、

現世と来世を分ける境界が弱まる時で、死者の魂が墓からよみがえり、地方をさまよって生家に帰ると信じられていました。

死者の魂は、幽霊や妖精、ゴブリン、悪魔などの姿をしており、彼らが家に戻ってきた時に機嫌を損ねないよう、人々は食べ物や飲み物を出しておきました。

また、自らも不気味な仮装をすることで、彼らから身を隠していました。

アイルランドにキリスト教が伝えられた際、幽霊や要請、悪魔を信じるケルト人の考えを変えようとしましたが、完全には成功しませんでした。

そのため、現在でもアイルランドではハロウィンが伝統的にお祝いされています。

また、過去2世紀に渡り多くのアイルランド人が移民したことで、ハロウィンの伝統がアメリカに伝わり、世界的な人気に繋がったのです。

www.inside-games.jp  -駐日アイルランド大使からのコメントより-

ハロウィンはケルト人のお祭り

つまりもともとハロウィン=[Samhain(サワン)]とは、

  • 古代ヨーロッパ・ケルト人が起源
  • 10月31日(古代ケルト暦で1年の最後の日)に秋の収穫を祝う日
  • 死者の魂を労い・また追い払う日

というような宗教的な民族行事の一つだったのです。

キリスト教+アメリカ文化が融合して世界的人気に

ケルト人がキリスト教・カトリック系の民族に侵略された時、[Samhain(サワン)]は形を変えてカトリックを信仰する民族に浸透していったと考えられています。

キリスト教ではもともと

  • 11月1日が「諸聖人の日」=【All-hallow】
  • 11月2日は「万霊節」

という、すべての聖人や殉教者を記念する日でした。

ですから、死者の魂が戻ってくると考えられていた

10月31日の[Samhain(サワン)]前夜祭

として自然に定着し、キリスト教文化圏に広がりました。

そして移民によって19世紀ごろアメリカに伝わったとき、宗教的な意味合いは徐々に薄れ、魔女や怖いものに変装して「楽しむイベント」へと変化。

それが日本のハロウィンにも影響しています。

野菜はかぼちゃではない?

ハロウィンの象徴といえば、オレンジ色の大きなカボチャにくり抜かれた顔。

これもまたアイルランドの民話から誕生したものです。

『カボチャちょうちん』「ジャック・オー・ランタン」

は、こんな伝説があります。

[ジャック・オー・ランタン]伝説とは

地獄の炎を灯した、鍛冶屋のジャックの伝説

『アイルランド人の鍛冶屋のジャックは、悪魔にいたずらをするのが大好きだった。そのため、(自分の)死後も天国にも地獄にも行けず、地獄の火を灯したランタン(提灯)を持って、天国と地獄の中間を彷徨っている

引用:dot.asahi.com(Jack-o’-Lantern 別名・提灯ジャック)の伝説より

ハロウィンは、あの世とこの世の境目がなくなり、死者の迷える魂を救済する日でもあるのです。

もともとの野菜はカブ!

かぼちゃがすっかり定着した「ジャック・オー・ランタン」ですが、もともとは、

  • 蕪(かぶ)
  • じゃがいも
  • ビート

などで作られていたものでした。

この話がアメリカに渡った時に、もっと身近にあった「かぼちゃ」に変化したとされています。

ハロウィンの語源

ハロウィーンは、英語で「Halloween」と表記します。

語源は諸説ありますが、先ほどお話ししたように

キリスト教の祝日(万聖節)【All-hallow】の前日を意味する【All Hallow’s Even】から来ています。

「All Hallow’s  Even」(オール・ハローズ・イブ)

「Halloween」「Hallowe’en」

と呼ばれるようになりました。

[Trick or treat!] もアメリカ発祥

トリック・オア・トリート”(Trick or treat『お菓子をくれないとイタズラしちゃうよ』)

子供達がそう言いながら、仮装してお菓子をもらいに近所の家をたずねます。

ハロウィン

※イメージです

これもまた、アメリカにハロウィンが伝わった時に言われるようになりました。

  • ちょっとしたイタズラや悪ふざけが許される日
  • 趣向を凝らした衣装をお披露目できる日

として、ハロウィンは大人も子供も楽しめるイベントへと変化していったのです。

まとめ

ハロウィンの起源を探ってみると、

  • 古代ヨーロッパ時代・ケルト人が起源
  • 秋の収穫を祝い、同時に死者の迷える魂を救済する日
  • もともとの野菜はカブやじゃがいも

などが、19世紀頃アメリカに渡ったことで、宗教的な意味は薄れ、だんだんとより人々に受け入れやすく楽しいイベント行事へと変化していったことがわかりました。

日本でハロウィンが受け入れられたのも

  • コスプレ文化
  • 死者の魂を供養する「お盆」という文化

など、もともとの日本文化がハロウィンと似た要因もあり、爆発的に広まったのかもしれませんね。

「目に見えない死後の世界」というのを暗くとらえるのではなく、

「明るく表現して生きていることをみんなで楽しもう!」というのは万国共通の感情かもしれません。

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