シナモン・肉桂・ニッキ・桂皮・カシア・セイロンの違いと効果効能!漢方薬&副作用も

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シナモンとニッキの違い

こんにちはハナです。
皆さんは普段コーヒーに何を入れて飲みますか?

私はカフェに行ったら、いつものコーヒーにちょっと冒険してシナモンパウダーを加えることが多いです。

たった一振りでフワッと香りが広がって、ちょっとお高いコーヒーを飲んでいる気分になりますよね(^^♪

カフェイメージ

ちなみに京都土産で有名な八つ橋や、ニッキ飴も同じ独特のツンとした香りがするので、

わたしは生まれてからウン十年、

シナモンの和名がニッキなんだろうな~

と思い込んでいました。

先日友達とその話をした時に

「八つ橋の香りはニッキだよ?」
「シナモンはやっぱセイロンだよね」

と言われ、

なぬ?!ぜんぜん違いが分からない…!と焦ってしまった私。

早速違いをいろいろ勉強してみました。

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シナモンは2種類ある

まず大分類のシナニッケイセイロンニッケイを見てみましょう。

どちらも原産国は違いますが、先祖は全て同じクスノキ科に属する種類

ところが、シナモンと呼ばれるものは

  • カシアシナモン
  • セイロンシナモン

と大きく2種類あり、作り方もずいぶん違いがあるようです。

 クスノキ科(約2000種以上)
大分類 シナニッケイ(シナ肉桂) セイロンニッケイ(セイロン肉桂) ニッケイ(肉桂)
主な別名・派生種名 カシア/チャイニーズシナモン/ケイ/トンキンニッケイ セイロンシナモン ニッキ/日本肉桂/日本桂皮
原産国 中国南部 ベトナム スリランカ インド マレーシア 元はシナニッケイ 江戸時代ごろ日本へ渡来
漢方の生薬名 桂皮 桂枝
使用部分 樹皮 樹皮
赤茶色 薄茶色(黄褐色) 茶色
風味 より強い甘い香りとほのかな苦み マイルド&甘い香り 強い香り&辛い
シナモンの作り方 樹皮の表側のコルク層をつけたまま乾燥「カシアシナモン」とも言う 樹皮の表側のコルク層を取り乾燥させ、何枚か重ねて丸める。「セイロンシナモン」とも言う  ー
備考 日本やアメリカで「シナモン」というとこちらが主になる 特にヨーロッパではシナモンと言えばこちら。「カシア」とは明確に区別されている  ー
使用用途 ・スパイス(カレー・ピラフ・炒め物用の香辛料)や肉の下味として

・お菓子に

・漢方薬

・甘いものや苦いものと一緒に摂取して風味アップ(ケーキ・コーヒー・紅茶) ・スパイス(和菓子の八つ橋ニッキ飴、ジュース)
注目成分 オイゲロール(香りがマイルドになる主成分)
共通成分 桂皮アルデヒド 桂皮アルデヒド 桂皮アルデヒド
クスノキ科ニッケイ3種

引用元:財)日本薬学会

呼び名は混同されることが多い

わかりやすく分けるとこの3種に分類されますが、実際はいろんな国に伝来するときに呼び名が混同されてしまっているのも実情です。

アメリカではシナモンもカシアも同じ「シナモン」と呼んだり、日本では3種全てをシナモン・カシア・ニッケイといづれかひとくくりで呼ばれることもあります。

本物のシナモンとはセイロンシナモンのこと

「シナモン」という名前で売り出されている香辛料。

厳密に言えばシナモンと呼べるものは、スリランカ産「セイロンシナモン」のみ。色も見た目も全然違いますね。

カシアシナモン と セイロンシナモンの違い
セイロンシナモンは、香りがやわらかく上品な甘い香りが特徴です。

手間がかかる分お値段もカシアに比べ値段も2~4倍!高級品なんですね。

本物のシナモンが欲しいというときは
「スリランカ産」や「セイロンシナモン」と明記されてるものを選ぶといいですね。

桂皮(ケイヒ)とは

桂皮とは主にシナニッケイの近種であるトンキンニッケイと言われるものが原料の生薬です。

桂皮もシナモンと同じように、トンキンニッケイの幹の皮の下のコルク層を乾燥させたものです。桂皮は漢方薬(生薬)として用います。

関連 漢方薬の桂皮とはどんなもの?副作用は大丈夫?

桂皮 イメージ

引用元:タケダ薬品

ニッケイ(ニッキ)とは

江戸時代に樹木として伝来されたシナニッケイ。
日本で栽培されるようになったので「日本肉桂」「ニッケイ」「ニッキ」とも呼ばれます。

シナモンは樹皮を乾燥させ使うところ、ニッキはを使用している違いもあります。
現在では栽培される地域も限られていて、国産のニッキはなかなか手に入りづらい高級品です。

ニッケイ(ニッキ)

香りはシナモンに比べとても強く、甘い香りのなかに強い辛味をもつのが特徴です。

八つ橋に使われる香辛料「ニッキ」ニッキ油を生地に混ぜこんで練り上げられるため、あの独特な香りをもつ和菓子になっています。

共通の香り成分「桂皮アルデヒド」

桂皮もシナモンもニッキも、その共通の香りの主成分

  • 桂皮アルデヒド(シンナムアルデヒド)

です(上図参照)

桂皮アルデヒドの効果効能

桂皮アルデヒドはの効能は

  • 体を温め発汗をうながすデトックス効果
  • 風邪の予防
  • 血圧、血糖値を下げる
  • 胃腸の働きをよくする消化促進
  • 毛細血管を保護して血行を促進(アンチエイジング)
  • 殺菌、解熱作用がある

など素晴らしい健康効果があります。

副作用はある?

シンナムアルデヒドは、一日の目安摂取量が国によって基準がまちまちです。

特に日本では、妊娠中の女性は胎児に影響する可能性があるとされていて、気を付けたほうがいい成分です。

とはいえ、シナモン自体は天然のスパイス。日常生活の中で、料理やコーヒーに入れる程度の量(市販の瓶で5.6回ふる程度)なら気にする必要はありせんのでご安心ください。

まとめ

今まで何となく一緒だと思っていた

シナモン・肉桂・ニッキ・桂皮・カシア・セイロン…などなど

混同しやすいこれらを整理してみました。

  • シナモンには2種類あって「樹皮」を使うが作り方が違う
  • ニッキは日本特有のもので「根っこ」の部分をつかう
  • 桂皮とカシアシナモンは同じシナニッケイの仲間
  • 全てはおなじクスノキ科に属する植物で香り成分も科学的に共通するもの

だということが分かりました。

私もこれからは「シナモンってやっぱセイロンだよね~」とドヤ顔で語ってみたいと思います!食べたことないですが(笑)

適量を意識して、香りを楽しみながら生活に取り入れていきたいですね。

関連 漢方薬の桂皮とはどんなもの?副作用は大丈夫?

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