唐揚げ・竜田揚げ・ザンギの違い!フライドチキンや天ぷらとの比較やカロリーも!

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唐揚げ 竜田揚げ ザンギ

唐揚げって食欲そそりますよね…

唐揚げと言えば「チキン・鶏肉」を想像する人が多いと思いますが、

食べた瞬間、じゅわわぁ~っと肉汁がでてきて…!何であんなにおいしいんでしょうか。

唐揚げは、定食や弁当のおかずとして、またコンビニなどでも気軽に買えるファーストフードの一つとして、老若男女問わず人気です。

一方、「竜田揚げ」は唐揚げとはまた違った味と食感で美味しいですよね。

また、北海道のほうでは「ザンギ」というよく似た食べ物もあり、

「これらの違いは…?」

と聞かれると明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。

よくよく掘り下げてみると「フライドチキン」も鶏のから揚げなのに、わざわざ区別して言うのはなぜ?

似たようなこれらのオイシイ揚げ物、

  • 食材
  • 使う衣
  • 下味
  • 発祥地や由来

などの視点から違いを詳しくみていきたいと思います。

これを知れば、あなたも今日から雑学王ですよ☆

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共通点と違いは?

全ての料理の共通点は

「素材に衣をつけて油でカラッと揚げている」

という調理法。

でも、細かく見てみると

① 素材(野菜・肉・魚介など)
② 衣(片栗粉・小麦粉・卵など)
③ 下味(ニンニク・醤油・酒など)
④ 発祥地や由来

これら4つの微妙な違いによって、違う料理として呼び方が分かれています。

レシピや材料の違いだけでなく、地域や文化によっては似たようなものでも呼び名が違うこともあります。

くわしく見ていきましょう。

唐揚げ・竜田揚げの違い

まずは唐揚げ・竜田揚げの違いから。

唐揚げとは

“日本唐揚協会”の定義によると

唐揚げ(から揚げ、空揚げ)とは、食材に小麦粉や片栗粉などを薄くまぶして油で揚げたもの。魚の唐揚げも、野菜の唐揚げも、鶏以外の肉の唐揚げもすべて唐揚げです。

唐揚げ

つまり、

唐揚げ=鶏のから揚げに限定されない

ということですね。

また、名前の由来は「唐」がつく名前からも分かるように起源は中国料理。

江戸時代初期に伝わった精進料理にはすでに「唐揚」という名前があり、当時の「唐揚げ」は豆腐を小さく切ったものを揚げて味付けをして煮たものだったそう。

今でいう一口サイズの揚げ出し豆腐のようなものでしょうか。

竜田揚げとは

竜田揚げは、

醤油とみりん、もしくは酒が、竜田揚げを作るためのつけダレとなります
-日本唐揚協会-

醤油で下味をつけた肉や魚片栗粉をつけて油で揚げた料理。醤油による肉の赤い色と衣の白い色の混ざった様子を、紅葉の名所である奈良県の竜田川の白い波に浮かぶ紅葉に見立てたもの。-コトバンク-

素材に野菜は使わず、魚や肉をしょうゆベースのたれに漬け込み片栗粉をまぶします。

片栗粉を使うと、小麦粉よりも厚い衣でより一層カラッとなり、下味が逃げにくくなります。

竜田揚げ

また、竜田揚げの語源は、百人一首も詠まれている紅葉の名所・奈良県竜田川。

竜田揚げというと、なんとなく“濃い色の甘辛いから揚げ”というイメージがありましたが、

それは「醤油」やみりんに漬け込んでいるからなんですね。

その色が、紅葉の色にも似ていたことから「竜田揚げ」の名がついたそうですよ。

唐揚げ・竜田揚げの違いまとめ

唐揚げは作るうえで素材も粉も割と自由ですが、竜田揚げは調味料も粉も決まっています。

唐揚げ 竜田揚げ
食材 肉・魚介・野菜何でもOK 肉・魚
片栗粉・小麦粉などを薄くまぶす 片栗粉
下味 醤油・みりん・酒・ニンニク何でもOK 醤油・みりん・酒
発祥地・由来 中国(唐) 奈良県竜田川

ザンギとは

北海道では一般的に、唐揚げ(のような食べ物)を「ザンギ」と言います。

日本唐揚協会や北海道ザンギ愛好会は、「ザンギ」と「唐揚げ」の区別が曖昧なこともあり、ほぼ同じものを意味するとしています。

唐揚げと同じもの、または少し味付けが濃い目のから揚げの北海道の郷土料理として、

「唐揚げの方言」として使われている要素が強くなります。

唐揚げとの違いは?

ザンギと唐揚げの区別はない…なんていうと、北海道の人に怒られてしまいそうですが、実際は個人によっても意見が分かれるそうです。

・味付けが濃いか薄いかで区別

・味付けの調味料で区別

・使う衣(小麦粉or片栗粉)で区別

・衣に「卵」を使うか否かで区別

このようにさまざまな判別方法があり、そのどれもが「正解」というのはありません。

ただし、北海道に伝わる魚介類の唐揚げを「ザンギ」というのは確かで、知名度が高いものでは「タコのザンギ」があります。

ザンギの語源・由来

「ザンギ」の由来は、中国料理の唐揚げを意味する

「炸鶏=ザーチー・ザーギー・ジャージー。

くしろザンギ推進協会によると、昭和35年に北海道釧路にある末広歓楽街の鳥料理の「鳥松」というお店で、骨付き鶏肉を揚げてソースをそえて出したのがはじまりだそうです。

これが広まって、他のお店や各家庭ごとに独自に進化してきているのが「ザンギ」です。

その過程で、独自のタレの開発が進み、ザンタレなるタレをかけて提供するスタイルも現在では定番となり、ひとつの料理として確立しています。

釧路近海で取れる魚介類を油で揚げたものでも○○ザンギと呼ばれて親しまれています。

片栗粉の代わりにそば粉を使った「そばザンギ」など、レパートリーが拡大しています。

ザンギ
食材 鶏以外の肉(豚・羊・鹿)や魚介(タコ・イカ)もOK
片栗粉か小麦粉、または両方・卵
下味 醤油・生姜・ニンニクなど
発祥地・由来 北海道・釧路地方

とり天とかしわ天の違い

唐揚げも竜田揚げもザンギも、食材は鶏肉意外の肉や魚介でもOKだったのに対して、

「鶏肉のみ」を衣で揚げるのが「とり天」および「かしわ天」です。

「とり天」とは「とりの天ぷら」のことで、大分県の名物です。

粉に卵を加え水で溶いた衣を使うことで、ふんわりと衣の厚い天ぷらにし、

天つゆや酢醤油につけて食べます。

「かしわ天」は、香川県発祥の「とり天」とする説が一般的で、つまり二つは同じものです。

※天ぷらとは※

魚介類や野菜の食材を小麦粉と卵・水でといた衣で包み、油で揚げて調理する日本料理

唐揚げととり天の調理法の違い

唐揚げは、小麦粉や片栗粉などを粉のまままぶして油で揚げます。

一方、「とり天」は、天ぷらと同じように小麦粉を水で溶いた衣を付けて油で揚げます。

衣を水で溶かないのが「唐揚げ」、水で溶くのが「とり天」ということです。

丸亀製麺ではこだわわってる

うどんで有名な香川県では、うどんのトッピングで「かしわ天」が人気です。

また、全国チェーンのうどん専門店丸亀製麺には、「とり天」と「かしわ天」の両方が並んでいます。

「かしわ天」=むね肉の天ぷら

「とり天」=もも肉の天ぷら

として定義しているようです。

フライドチキンとは

フライドチキン(fried chicken)は、鶏肉に小麦粉やスパイスなどを絡めた衣をまぶして、食用油で揚げた食べ物、つまり「鶏のから揚げ」と同じことです。

フライドチキン

もともと「鶏のから揚げ」という言い方があるのに、この表現が広まり定着した理由は、ケンタッキーフライドチキンなどアメリカの外食産業の影響が強かったから。

今では「フライドチキン」といえば、コンビニ各社もブランド作り競争が激しくなっていますね。

たくさんあるある!ご当地チキン

「鶏肉を油で揚げた料理」は他にもたくさん美味しいものがあります。

手羽先唐揚げ

名古屋で「手羽先」といえば、鶏肉の部位ではなく、手羽先の唐揚げのことを意味することが多いそうですよ。

手羽先唐揚げは、名古屋発祥の手羽先を唐揚げにした料理。

出来立ての唐揚げに、甘辛いタレを塗って塩やゴマを振りかけます。

パリパリの食感とスパイスが特徴でお酒のアテにもぴったりです。

チキン南蛮

チキン南蛮は、宮崎県発祥の鶏肉料理。鶏南蛮(とりなんばん)とも言われます。

衣は小麦粉を振って卵液を絡めたものを揚げ、甘酢に浸すのが特徴です。

チキン南蛮

チキン南蛮と言えば「ジューシーなお肉にたっぷりタルタルソース」というイメージですが、

本来は鶏のムネ肉を使い、タルタルソースも無いものなのだか。

だんだんとボリューム感を追求したことで、脂肪分の多いモモ肉を使ったり、タルタルソースをかけたりと進化していったそうですよ。

カロリーをなるべく抑えるには?

鶏肉を油で揚げるいろんな料理を紹介しました。

大好きな唐揚げ、何とかヘルシーに食べたい!というのは誰しも思うもの。

少しでもカロリーを減らすにはどんな工夫をすればよいでしょうか。

お肉を選ぶ

お肉はなるべく脂身の少ない赤身部分のお肉を選ぶといいでしょう。

鶏肉だと、ムネ肉よりモモ肉のほうが脂肪分が多くカロリーが高めです。

調味料を選ぶ

お肉の下味をつけるとき、定番なのは

ニンニク・生姜・醤油・お酒・みりん・砂糖・スパイス類

などありますね。

この中でカロリーが高いのは、みりんや砂糖の甘い調味料です。

生姜やスパイスはお肉の臭みを消して、体の代謝も良くしてくれるので必ず使いたい下味の材料です。

揚げ衣を選ぶ

唐揚げでカロリーが一番多い部分は「衣」。

衣は言ってみれば油のかたまりです。

ですから油の吸い込みが多い順でカロリーは高くなります。

素揚げ< 唐揚げ< フライ< 天ぷら<フリッター

といったイメージです。

まとめ

唐揚げ・竜田揚げ・ザンギの違いや、とり天やフライドチキンなど

「鶏肉を油でカラッと揚げる料理」

についての違いを紹介しました。

唐揚げは鶏肉に限定されず、野菜や魚に小麦粉をまぶしてあげたもの。

竜田揚げは肉や魚を醤油ベースのたれに漬けて下味をつけてから片栗粉をまぶしてあげた料理。

ザンギは北海道釧路市のお店が発祥で、北海道の「ご当地唐揚げ」という要素が強く、独自に進化しています。

レシピや材料の違いだけでなく、地域や文化によって似てるものでも呼び名に違いがあるのは面白いですね。

唐揚げを中心に、たくさんレシピや呼び方の範囲が広がるのは、それだけ日本人に親しまれ、愛されているということですね。

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