養生のヒント『季節編』春夏秋冬の過ごし方

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漢方や薬膳を学ぶ上で、気候の変化や旬の食材など、

季節の移り変わり目を意識することはとても大切なポイントになります。

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二十四節気

「春分」や「夏至」「冬至」など、わたしたちの生活に根付いた言葉があります。

これは【二十四節気】といって、漢方ではこれを基準にして季節をとらえます。

節分を基準に一年を24等分して約15日ごとに分けたもので、古代中国より太陽の動きに基づい

た暦として考案されたものです。

春の養生ポイント

春は長い冬が終わり、いよいよ草木が芽吹く時期。自然と心も体ものびのびとした気持ちにな

ります。朝早く起きたり、すがすがしい春の日差しを浴びて散歩をしてみたり

新鮮な空気をたっぷりと吸収することが大切です。

春の過ごし方のヒントと食材

陽気になり、血の巡りが良くなる春は、五臓【肝】の動きが高ぶりやすく

胃腸の動きが弱くなりやすいと考えます。刺激物や高脂肪の食材は控えつつ

さっぱりとした味付けを基本がおすすめです。

肝の高ぶりを抑える旬の野菜をたっぷりと、同時に自然の甘みを取り入れます。

野菜の持つ甘みは【脾】の動きを高めて、胃腸や消化器官を元気にしてくれます。

脾の働きを高める:肝が高ぶりすぎると脾が弱まるため

  • 穀類、豆類、イモ類、旬の野菜

などがおすすめです。

夏・梅雨の養生ポイント

大地を潤して植物がぐんぐんと育つこの季節。人間も同じで新陳代謝が一番活発なときです。

体内に蓄えていたエネルギーを思い切り発散させて活動したいですね。

気持ちを外に向けて喜怒哀楽をコントロールしながら、陰陽論の【陽】の気をしっかりと体に

しみこませます。

過ごし方のヒントと食材

体に熱や湿気がこもりやすく、心が高ぶり動悸や不眠になったり、食欲不振や胃腸の調子が悪

くなるのもこの季節。ほてりなど、体の余分な熱を取り除くために、夏野菜や苦みの多い食材

を中心に取りたいものです。冷たい飲み物などのとりすぎは、五臓【脾】の動きを弱めてしま

います。特に胃が弱い人は、生ものを控えて体に負担をかけないようにしたいものです。

体の余分な水分を排出し、胃腸の働きを整えるには、水の巡りをしてくれる豆類や穀物、ウリ

科の野菜がおすすめです。

元気を補う食材ととる:暑さと汗で、「気」が不足する

  • 穀類、豆類、イモ類など
  • かぼちゃ、にんじん、きのこ類

などがおすすめです。

秋の養生

秋は植物が身を結び、いよいよ収穫を迎える季節。陰陽論の【陽】の気は少なくなり、だんだ

んと【陰】の気が増えてきます。人間も同じように、春、夏で外に向けていたエネルギーを冬

に体に収めていく準備をしましょう。夜更かしをしないで心穏やかにすごしたいですね。

過ごし方のヒントと食材

空気が乾燥しはじめるので、同じく人間の体も乾きやすくなってきます。五臓の肺の動きをよ

くして、のどの乾燥や、腸の乾燥による便秘を防ぐためには、酸味と甘味がありたっぷり水分

を含んだ旬の果物がおすすめです。五行色体表からも読めるように、白い食材は体内を潤すと

考えられています。夏に消耗した気力体力を補うために、滋養強壮効果のあるものを積極的に

取り入れます。

白い食材をとる:肺を潤し、肺の働きをよくする

  • くるみ、くり等の木の実
  • 白きくらげ、はちみつ、豆腐

などがおすすめです。

冬の養生

植物が枯れ落ち、動物や虫たちは地に潜り冬眠する季節。わたしたちも心静かにすごしたいで

すね。朝は日の出を待ってゆっくりと目覚め、春に備えて心や体にエネルギーを蓄えておくこ

とが大切です。

過ごし方のヒントと食材

寒く乾燥した気候に合わせて、体を潤し温めてくれる旬の食材をたっぷりとりましょう。

スパイスや辛味のある食材は血行をよくしてくれます。また、生理活動を維持するためには、

五臓【腎】の働きを助ける滋養強壮のあるものに加え、五行式体表からも読めるように、黒い

食材も生命力と免疫力の源になると考えます。ミネラルを多く含む根菜など、旬のものを火を

通して温めて食べましょう。

元気を補う食材をとる:春のためにエネルギーを蓄える

  • 羊肉、牛肉、やまのいもなど
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